事例

UBE
成長戦略を広く浸透させたい、トップメッセージで力強く発信

グローバル
【開始日】2023年01月23日 Nikkei Asia
成長戦略を広く浸透させたい、トップメッセージで力強く発信

成長戦略を広く浸透させたい、トップメッセージで力強く発信

2022年5月に新たな中期経営計画を発表したUBE。1月に公開したNikkei Asiaタイアップ広告では、泉原雅人社長が自社の成長戦略にかける思いをインタビュー形式で掲載した。2022年4月、およそ80年間続いた「宇部興産」という社名を「UBE」へ変更。セメント事業の持ち分法適用会社化など、化学事業の企業として大胆な構造改革に取り組むなかで、国内外のステークホルダー、そしてグループ社員にUBEの戦略についてさらに理解を深めて欲しいという思いがあったという。

トップメッセージでは社名変更に込めた意気込みを伝えたほか、付加価値の高い製品群を扱う「スペシャリティ事業」への積極的な投資、アジアの主要拠点であるタイでの設備増強についても言及した。広報グループリーダーの堀江周子氏は掲載媒体にNikkei Asiaを選んだ理由として「グローバルな読者を抱え、ビジネスパーソンへのリーチがあることを重視した」と話す。デジタル広告なので海外拠点と共有しやすく、社内イントラでも紹介したところ社員の閲覧率も高かったという。グローバル媒体での英語によるタイアップ広告は、UBEとして初めての試みだったが「取材を含めて担当者と日本語でやり取りできた点は安心できた」という。

UBEはスペシャリティ事業を強化するため、米国にて新たなプラントの建設を予定するなど、グルーバル展開を加速する計画を掲げている。「次年度以降も積極的にグローバル発信を仕掛けていきたい」(堀江氏)という。