クラウド名刺管理のSansanは、名刺交換をしただけで活用されていない「冬眠人脈」の見直しを訴求する広告を、日本経済新聞と日経電子版および日経電車版に掲載した。「名刺情報を共有する有用性をきちんと伝えたかった」とSansan事業部マーケティング部の北口理人氏は広告の狙いを語る。
昨年12月に営業職1000人を対象に行った同社の調査から、冬眠人脈を活用する層は生産性も高いという結果が出た。
年末年始にかけて一気に広告制作に取り組み、調査の結果をインフォグラフィックスを使うことでわかりやすく表現した。
媒体選択の決め手は、「当社のターゲットである企業の役職者の方々に多く読まれている新聞だから」(北口氏)。掲載後の調査でも、日本経済新聞はターゲット層にリーチすることを再確認したという。
「人脈を共有する」ことの有用性をもっと広く理解してもらうために、今後も名刺情報を共有する仕組みや、活用することの必要性を伝える広告展開をしていく考えだ。
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