事例

セブン&アイ・ホールディングス
ESGへの取り組み訴求

新聞
【掲載日】2018年03月27日 【媒体】日経朝刊 【段数】全30段
ESGへの取り組み訴求

環境(E)や社会(S)、企業統治(G)の観点から企業を評価する「ESG投資」に注目が集まっている。セブン&アイ・ホールディングスは3月、日本経済新聞朝刊にESGへの取り組みをイラストや写真で紹介する見開き広告を掲載した。

「本業を通じて社会課題を解決する総合的なメッセージを示すのが狙い」。CSR統括部シニアオフィサーの佐藤聡氏はこう説明する。ESGを「見える化」するため、制作でこだわったのは次の2点だ。1つは健全な企業統治こそ企業の持続可能性の基盤と捉え、紙面中央に大きなイラストとともに置き、右上の国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」へ矢印でつなげたこと。企業統治の両側には環境と社会への各事業会社の取り組み事例を写真入りで紹介した。もう1つは左上の「ステークホルダーとの対話」の図。「流通業は多くの関係者で支えられている」(佐藤氏)からだ。

掲載後、取引先から「本気度が伝わった」など好意的な反響が相次いだ。今後も継続的に情報発信していく考えだ。

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「ad plus   ~広告の視点~」では、日本経済新聞に掲載された注目の広告を、その狙いや目的、反響などとともに紹介しています。