
熊本地震から3年。震度7の地震を2度経験した熊本県は、4月14日の前震の日に合わせて「復旧・復興が進む熊本の今」や「復興支援への感謝」などのメッ セージを、日経ARを活用して掲載した。くまモンが大きく目を引くシンプルな構成だが、創造的復興への歩みを伝えるため、重点的に取り組んでいる施策などを紹介した。
「掲載後、多くの声をいただいた」。熊本県知事公室広報グルー プの小堀貴史氏はこう語る。「時間の経過とともに地震の記憶が薄れていたが、紙面を見て改めて熊本地震に注目した」「まだ多くの方が仮設住宅で生活されており、継続した支援が必要だと感じた」など、全国からさまざまな反響が寄せられたという。また、「単に元の姿に戻すのではなく、将来の発展を見据えた創造的復興は、さまざまな観点から取り組みを進めるという強い決意のこもったメッセージとして受け止めることができた」といった反響もあった。
創造的復興に向け、着実に歩 みを進める熊本県。「今後も継続して情報発信を行っていきたい」としている。

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