事例

メルカリ
働く場として認知図る

新聞
【掲載日】2017年07月06日 【媒体】日経朝刊 【段数】全15段
働く場として認知図る

赤い紙面の中央に「世界にはみ出す人、求む」という人材募集のメッセージ。フリマアプリを運営するメルカリが7月6日、日本経済新聞に15段広告を掲載した。

「求人に関する本質的なメッセージと、新たなことに挑戦する姿勢を伝えたかった」と石黒卓弥HRグループマネージャーは語る。アプリのダウンロード数が世界で7500万件を超え、サービスの認知は高まっているが、「働く場所としての社会的認知は低く、拡大余地は大きい」(石黒氏)。ビジネス界に訴求するため、迷いなく日経を選択。コピーでは採用に関する同社の思いを正面からストレートに表現した。新卒・中途を意識せず、普遍性のあるものを目指し、「一言一句までこだわって作った」。

掲載後、交流サイト(SNS)を中心に「語り継がれる広告」「日本のスタートアップ企業が、日経に全面広告を出す時代がきた」など好意的な意見が相次いだ。社員の家族からも「広告を見た」と反応が数多くあり、モチベーションアップにつながった。

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「ad plus   ~広告の視点~」では、日本経済新聞に掲載された注目の広告を、その狙いや目的、反響などとともに紹介しています。