事例

ヤフー
情報技術で防災を支え続ける

新聞
【掲載日】2020年03月11日 【媒体】日経朝刊 【段数】全15段
情報技術で防災を支え続ける
  • CEO 事業推進室 室長 マーケティング&コミュニケーション本部 本部長 永田 佑子氏

ヤフーは3月11日から連続5日間、防災をテーマに同社の取り組みや思いを伝えるシリーズ広告を日本経済新聞に掲載した。発生から9年が過ぎた東日本大震災を風化させず、「災害大国日本」を読者の自分ごととして再認識してもらうことが狙いだ。

同社は「災害時に有益な情報を多くの人にタイムリーに提供する技術や方法をアップデートし続けること」を会社のミッションとして取り組んでいる。今回の広告では東日本大震災当日に実際にパソコンで表示されたトップページ、スマホに表示される「速報」画面などをストレートにビジュアルに使用し、コピーもシンプルなメッセージにすることで誠実に訴求した。

14日の広告では、「3・11」と入力すると一人につき10円を同社が復興支援に携わる団体に寄付できる「3・11 検索は応援になる」プロジェクトを取り上げ、今年の検索者数も明記した。「あの日に思いをはせ、検索をしてくれたユーザーへの感謝を込めた」と永田氏。過去7年間で今年が一番検索数が多かったという。

掲載後、「防災に向けた真摯な取り組みを継続していることがありがたい」などの感想が寄せられた。「この広告をきっかけに家庭でも防災について話し合ってもらえれば」(永田氏)と期待を寄せるとともに「新型コロナ禍で外出自粛要請を不安に思う方へ、正しく有益な情報を送り続けることが現在の使命です」(同氏)と力を込めた。

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「ad plus ~広告の視点~」では、日本経済新聞に掲載された注目の広告を、その狙いや目的、反響などとともに紹介しています。