- ヤフー CEO事業推進室 室長 マーケティング&コミュニケーション本部 本部長 永田 佑子 氏
3月11日から5日間連続で掲載されたヤフーの作品。「災害や危機に立ち向かう企業姿勢を明確に打ち出し、社会的使命を果たす決意が感じられる」と審査委員から高い評価を得た。
防災をテーマに同社の取り組みや思いを伝えている。東日本大震災を風化させず、「災害大国・日本」を読者の自分事として再認識してもらうことが目的だ。
同社のミッションは、災害時に有益な情報を多くの人にタイムリーに提供する技術や方法をアップデートし続けること。広告では震災当日に実際にパソコンで表示されたトップページなどをビジュアルに使用。コピーもシンプルかつ誠実に訴求した。14日付では「3・11」と入力すると1人につき10円が同社から寄付される復興支援を紹介するとともに今年の検索者数も明記した。
永田氏は大賞受賞に「継続的な取り組みの発信に対する評価は大変うれしい。今回の広告制作に関わった関係者に感謝したい」と話す。
【第69回(2020年)日経広告賞 大賞 /ヤフー】
目的