事例

旭化成ホームズ
事例インタビュー
『ヘーベルハウス 50周年広告』に込めたミッションとは

新聞
【掲載日】2022年4月28日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
事例インタビュー『ヘーベルハウス 50周年広告』に込めたミッションとは

【お話をお伺いした方】
旭化成ホームズ株式会社
マーケティング本部 営業推進部 部長 広宣・販促グループ長 中村 干城 様

---今回の広告を企画した背景などをおしえてください。
 まずは50年続けてこられたお客様への感謝を伝えるということがありました。
 今回の広告でも描かれているように、弊社の製品はヨーロッパに多い頑強で長持ちする住宅というものをモデルにしています。家を長持ちさせるには点検やメンテナンスが欠かせず、お客様の住宅を点検したら履歴に残すというようなことをも必要です。そういったことにご協力頂いて弊社との信頼関係を築いてくださったお客様に今までの感謝をお伝えしたいということがありました。
 また、社員にメッセージを伝えるというインナー向けの目的もあります。住宅事業を興した当時の社長(注:宮崎 輝 氏)が常に口にしていた言葉として「国民の幸せの根源は住宅」というものがあります。「ALL for LONGLIFE」というワードには、家が長持ちするということは幸せが長持ちするということではないかという当社の基本理念・ミッションのような想いを詰めています。この当社の原点ともいうべき価値を改めて内外に宣言することで、社員に対しても改めてミッションを伝えたいという狙いもありました。

---広告制作など、掲載までの間で苦心されたエピソードがあればおしえてください。
 最も留意したかったことは「幸せよ、続け」というコピーを読者に伝えることでした。新聞という広告媒体ですので、読者の方は文字を読む。そこで、ビジュアル主体にしてしまうと、ビジュアルに関心が取られて、想いを込めたコピーまで関心がいかないのではいか。コピーを読んでいただくのによいビジュアルはなんだろうかという点を中心に社内では議論を重ねました。
 ビジュアルの候補としては、最初は実際の建物を写真で取ったり、社員を登場させるというような案もありましたが、最終的に、イラストで構成するというのが良いのではないかという結論に至りました。コピーとの関係の中でビジュアルのトーンをどうするのか、イラストにおいてもイラストのトーンのあり方については時間を割いて検討しました。

---掲載後の反響に関しておしえてください。
 ヘーベルハウスのオーナーの方々や、社員などステークホルダーの人からは好評でした。
 建物を通して「幸せよ、続け」というメッセージに対して好意的な反応が多く、イラストで描いた白い建物との相乗効果で弊社の伝えたいメッセージが伝わっていると実感できました。

---日本経済新聞を選んだ理由も教えて下さい。
 商品の購買層に合致しているということもありますが、それだけではありません。
 近年では、置き配などの物流から介護に至るまで家が関わる産業は多岐にわたります。家と言うのは様々な産業に関わるプレーヤーであることを、広くビジネス界に訴求したいという目的もあります。
 また、昨今「働き方改革」という言葉をよく耳にしますが、働き方改革の対には「住まい方改革」というものもあるのではないでしょうか。家で仕事をするということは、今までくつろぎ中心だった空間に仕事をするスペースを設けるということでもあり、働くビジネスパーソンに、家についても改めて考えていただければと思いがあることも日本経済新聞を選択した理由の一つです。



創業やサービス開始の日に合わせて掲載する「周年記念広告」。
消費者や取引先だけでなく、従業員やその家族など、企業を取り巻く多くの関係者に、今までの感謝とこれからの決意を伝えます。
特定の記念日に、何百万もの人々に一斉にメッセージを伝えられるのは新聞だけ。
日本経済新聞に掲載された話題の周年記念広告をご紹介します。

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