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事例インタビュー
創立記念日に未来目線で問いかけ、社内からも好反響

新聞
【掲載日】2022年07月07日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
事例インタビュー創立記念日に未来目線で問いかけ、社内からも好反響

【お話をお伺いした方】
セコム株式会社 
コーポレート広報部   部長 井踏 博明様
同         担当課長 竹内 昭彦様

―――周年広告の検討を始めたタイミングや、発案された方について教えて下さい
 昨年(2021年)から、来年は創業60周年であるということは認識しており、色々と準備は始まっていました。ただ、掲載日当日に広告を出すことが決まったのは約2ヶ月前で、そこから新聞広告の原稿制作の準備をしてきました。
 近年いくつかの周年広告を出していますが、いずれもコーポレート広報部の竹内の企画・発案です。

―――周年広告を企画した理由について教えて下さい
 一言でいうと、「企業広告の力を信じている」ということになるかと思います。
 弊社は過去にもホームセキュリティーの40周年広告や、創業60周年を訴求する広告などを出稿してきましたが、このような広告は、ゆっくりと自社の理念を理解していただくどこか漢方薬にも似たような役割があると感じています。
 そこで、企業理念やミッションなどをステークホルダーの方々に認識していただき、その認識を深めていただくような役割を期待して企画しました。日本経済新聞に広告を出稿しようと思ったのも、そういった弊社のステークホルダーの方々に情報を届けられると考えたからです。

―――広告掲載までの間、苦労したことは何ですか
 苦労したのはメッセージの方向性でしょうか。周年広告ということで、今までのご愛顧に対して感謝を訴求する2022年1月に掲載した広告のようなメッセージの方向性もあるのではという議論もありました。
 議論の結果、今回の広告の「きのうのセコムを超えていけ。」というコピーにあるように未来目線で自社の企業理念をステークホルダーに問いかけるような路線に決まるまでが苦労しました。

―――新聞広告の製作期間が2ヶ月というのも短いと思うのですが、短期間で決定できた秘訣というのもあれば、教えて下さい
 新聞広告に掲載する場合の重視点というのが過去の経験から決まっていたというのが大きいと思います。
 まずは目に留まらなくては始まらないということで、目に留まるようなデザイン・インパクトにこだわりました。新聞広告に出稿するので、過去の新聞広告のデザインを確認したり、実際の新聞紙の色に近い紙に出力し色の出具合を微調整したりしました。また、コピーは端的に表現したほうが読んでもらいやすいので、適切な量にまとめるというようなことを心がけています。

―――広告掲載後の反響についてお知らせください
 社内外から反響がありました。
 黒と赤という色使いの広告に対して、「目に留まった」「格好いい」というような声を頂いたほか、コピーに対しても「静かに訴えかけてくる」「今までとは違う路線の問いかけで良かった」というような反響がありました。
 同日付で発行した社内報の表紙にも今回の広告原稿と同じものを利用しました。新聞広告との相乗効果なのか、社内からも「今までで一番格好いい」という声をもらうなど非常に反響がよく、嬉しく感じています。



創業やサービス開始の日に合わせて掲載する「周年記念広告」。
消費者や取引先だけでなく、従業員やその家族など、企業を取り巻く多くの関係者に、今までの感謝とこれからの決意を伝えます。
特定の記念日に、何百万もの人々に一斉にメッセージを伝えられるのは新聞だけ。
日本経済新聞に掲載された話題の周年記念広告をご紹介します。

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