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事例インタビュー
周年にあわせ、ステークホルダーに感謝を伝える

新聞
【掲載日】2022年12月02日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
事例インタビュー周年にあわせ、ステークホルダーに感謝を伝える

【お話を伺った方】
株式会社アイティフォー
広報部 部長 清藤 恭子 様
広報部 スペシャリスト 鶴見 理 様
管理本部経営企画部 主任 中木 千尋 様

―――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)をおしえてください

 周年に向けて色々と取り組もうと企画し始めたのは2年くらい前からです。プロジェクトチームを作り、検討の初期段階から広告も実施しようと検討していました。具体的に広告の検討などを始めたのは掲載の半年くらい前からです。

―――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えて下さい

 周年広告に関しては役員からもせっかくの機会なので大きく出したいということで、全面広告での掲載の稟議が承認されました。日本経済新聞での掲載をきめたのは、読者に弊社の顧客層が多いということや株主など弊社を取り巻くステークホルダーの方々との親和性があったからです。

 また、紙面ビューアーでのビューアーリンクを設定したのですが、紙面で今までの感謝を伝え、ウェブサイトに遷移し、今後の未来を語るという仕組みも良かったと感じています。

―――広告制作・広告掲載までの間で、気にかけたこと、苦労したことがあれば、教えて下さい

 50周年のロゴマークは社員による投票で決めるプロセスを踏みました。少しでも社員に興味を持ってもらおうと考えたからです。

 また、B to B向けの広告だとビル街の写真をそのまま利用したりすることが多くなりがちです。そこで差別化する方法として、ビル群をモチーフにしたイラストを利用することにしました。ビルの所々を周年ロゴと同じ黄色にしているのは、照明がついているフロアを描くことと同時に、弊社のサービスが今後多くの企業様に利用されてほしいなという思いも込めています。

 コピーに関しても、感謝の念を訴求することに重点を置きました。弊社は一般的にはB to B向けサービスを提供している企業として認識されますが、ビジネス向けサービスも提供先企業を通じて社会や生活者に貢献している「B to B to C」サービスであると考えています。コピー最後の「笑顔あふれる未来を創る企業を目指してまいります」という一文には、当社のこれから50年に向けての決意を込めています。

 広告の制作期間は1ヶ月ほどでスピーディーに進みました。稟議を上げる段階から、上層部も含めて発信するメッセージの方向性で意思統一ができていたことが大きかったと思います。

―――広告掲載後の反響に関してお聞かせください

 お客様や取引先、さらに社内でも「広告を見た」と声をかけられました。また、社員の家族が広告を見て喜んでいたとも聞いています。今回の広告を通して、さまざまなステークホルダーの皆様にメッセージでき、広告掲載は良い機会になったと思っています。

(お話を伺った方の所属は取材当時のものです)


創業やサービス開始の日に合わせて掲載する「周年記念広告」。

消費者や取引先だけでなく、従業員やその家族など、企業を取り巻く多くの関係者に、今までの感謝とこれからの決意を伝えます。

特定の記念日に、何百万もの人々に一斉にメッセージを伝えられるのは新聞だけ。

日本経済新聞に掲載された話題の周年記念広告をご紹介します。