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経営トップのメッセージに注目するのは経営トップ

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経営トップのメッセージに注目するのは経営トップ

こんにちは、コラム担当のNです。
6月に入り、緊急事態宣言の解除とともに、徐々に以前の暮らしが戻り始めています。日本経済新聞社では、緊急事態宣言の解除に合わせた「社長100人アンケート」を実施しました。その結果を伝える記事によると、『国内に工場を持つ企業の7割がサプライチェーン(供給網)を見直すと回答。全体の9割がテレワークを継続する』とのことで、多くの経営者が『新型コロナウイルスのリスクを前提とする経営のニューノーマル(新常態)を探っている』とのことでした。

ログデータにみる企業トップ登場広告の受け止められ方

こういった企業の経営トップが考えていることというのは、どんな人に注目されているのでしょうか。日本経済新聞には「紙面ビューアー」という、タブレット端末などで紙面と全く同じ体裁でご覧いただけるサービスがあります。今回、日本経済新聞紙面ビューアーの閲読ログ結果の中から、トップが登場している広告に関するデータを抽出し、これらの広告にどんな人が注目しているのかを分析しました。
下図は、トップが登場する広告に対する広告視認率/広告認知率を属性別に示したものです。回答者の役職が上がるほど、トップが登場する広告に対して注目している状況がうかがえます。

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経営トップ層ほどトップメッセージに好意的

なぜ役職者ほどトップが登場する広告を長く表示しているのでしょうか。一つその理由を推測できる調査結果があるので、併せてご紹介します。
下図は経営者自ら経営ビジョンを語る広告に対してどのように感じるかということを聞いた調査結果です。

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経営者・役員クラスのサンプル数は10名に満たないため、あくまで参考ですが、この層を含めた部長職以上の人のほうが一般社員クラスに比べて経営トップが経営ビジョンを語る広告に対して「応援したくなる」「好感が持てる」といった評価をしていることがうかがえます。

トップメッセージ広告でトップセールスを

冒頭ご紹介した「社長100人アンケート」では、新型コロナウイルスに合わせて自社の経営のありようをいろいろと変化させようとする経営トップの姿がうかがえます。今までと違う企業戦略をとるということは、新しいビジネスパートナーが求められるときを意味し、もしかしたら商機を意味するのかもしれません。ログデータではトップが登場してメッセージを伝える広告は、経営トップ層や意思決定層に注目されることを示しています。ぜひ、ニューノーマル(新常態)時代に合わせた新たなビジネスチャンスの獲得に、経営トップ登場によるメッセージ発信をご活用ください。

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