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【開催報告】海外投資家に刺さる情報発信とは Nikkei Asia IRセミナー

グローバル
【開催報告】海外投資家に刺さる情報発信とは Nikkei Asia IRセミナー

去る3月2日、グローバルで事業展開を行う企業の広報・IR担当者の方々を中心に「海外投資家が来日!いま求められる海外IRとは」と題したオンサイトセミナーを開催。
エミネントグループ代表取締役社長CEOの小野塚惠美氏、ボストンを拠点に日本株の調査を行うKaname Capitalの槙野尚氏に登壇いただきました。

小野塚氏からは「MSCI世界株価指数」において日本株の比率が6%程度しかない衝撃的な数値が提示されました。
積極的に情報発信をしないと振り向いてもらえない日本企業の厳しい現実を直視したうえで、「未来志向で数字を把握したい」という投資家に共通する特性を意識したコミュニケーション方法を紹介いただきました。
槙野氏は、アジア諸国のなかで自由主義が根付いていることのメリットや、円安による日本株の割安感など、海外投資家の目線からみる日本企業の強みを挙げつつ、彼らに刺さるためには、「英語」と「コーポレートファイナンス」という共通言語で語ることが重要であると指摘しました。
対談の後半では両氏による海外ロードショーのロールプレイも披露。当地での競合企業名とともに、数字に裏付けられたファクトを明示し、業界における自社のポジションを明確にかつ簡潔に伝える必要性をわかりやすく例示いただき、参加者から好評を博しました。

また、エイアンドピープルの堀田氏からは、精神論でなく、具体的方法論として、英語でわかりやすく伝えるための「プレインイングリッシュ」についてもお話をいただきました。

セミナー後に開いたネットワーキングには、20名を超える聴講者が参加され、講師や聴講者間でも積極的に情報交換する姿をみて取ることができました。

今後も日本から世界へ日本企業の海外発信を考えるセミナー・勉強会を展開してまいりたいと考えております。
次回開催が決定いたしましたら、本Nikkei Marketing Portalにて告知をさせていただきますので、乞うご期待ください。

熱心にメモを取る聴講者の姿も
ネットワーキングの様子