日経統合報告書アワード2021関連WEBセミナー 企業価値向上への財務/非財務戦略-最前線
概要
企業の積極的な情報開示のツールとして統合報告書の重要性が高まる中、日本経済新聞社では「企業価値向上への財務/非財務戦略‐最前線」と題したセミナーを開催します。
企業ファイナンスの資本市場シフトが加速していく中、ESGなど非財務戦略が株主資本コストやエクイティスプレッド変数を通じて企業価値とその評価にどのような影響を与えるのか、また企業価値を高めるガバナンス戦略にはどのような焦点があるのか等、企業経営のお役に立つ最新テーマについて議論を深めます。
本セミナーを通じて多くの日本企業が資本政策の高度化、非財務戦略の高度化を更に一歩前進させていただくためのきっかけ、あるいは一助となることを目指します。
当日プログラムは、こちら
日経統合報告書アワード
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講師紹介

柳 良平 氏
エーザイ 専務執行役 CFO(最高財務責任者)
早稲田大学大学院 会計研究科 客員教授
京都大学博士(経済学)。米国公認管理会計士。公職として東証上場制度整備懇談会委員、日本生産本部「経営アカデミー」経営財務コース委員長等を務める。職歴としては、銀行支店長、メーカーIR・財務部長、UBS証券エグゼクティブディレクター等を経て現職CFO。早稲田大学会計研究科客員教授として10年以上大学院で教鞭を執る。主著に、"Corporate Governance and Value Creation in Japan"(英文単著:Springer)「CFOポリシー 財務•非財務戦略による価値創造」(単著:中央経済社)

金井 司 氏
三井住友信託銀行 サステナビリティ推進部
フェロー役員 チーフ・サステナビリティ・オフィサー
1961年生まれ。83年大阪大学法学部卒。同年、住友信託銀行に入社しロンドン支店、年金運用部等を経て、2003年より同社のサステナビリティ部署の立ち上げを主導、業務全般を統括する。この間、企業年金初のESGファンド開発や、環境不動産業務の立ち上げ、世界初の自然資本評価型環境格付融資や資金使途のないポジティブ・インパクト・ファイナンスの開発、テクノロジー・ベースド・ファイナンスチームの組成等を手掛ける。環境省、国交省、内閣府等の委員就任、論文、講演等多数。著書は『CSR経営とSRI』『サステナブル不動産』『自然資本入門』等(いずれも共著)。

矢野 卓 氏
ディーバ 開発統括本部 グループガバナンス事業部長
製造業、経営情報管理ソフトウエアベンダーを経て、コンサルティングファームにて主に財務経理の変革をテーマに活動。当社へ参画後、大規模連結システム開発プロジェクト責任者を経て、現職に着任。クライアント企業とのコミュニケーションを通じて企業価値向上に向けたアカウンタビリティ及びDX推進を牽引。

浜田 宰 氏
金融庁 企画市場局 企業開示課 企業統治改革推進管理官
トヨタ自動車株式会社勤務を経て、2008年に長島・大野・常松法律事務所へ入所。14年より16年まで、金融庁総務企画局(現企画市場局)企業開示課専門官。16年4月にDT弁護士法人へ入所し、M&Aや組織再編、危機管理対応等の案件を中心に、企業法務全般について法的サービスを提供。20年3月より現職。弁護士(日本・ニューヨーク州)。