みらかグループは4月から1カ月間、グループの社員を登場させて事業を紹介する5回シリーズの広告を日本経済新聞に掲載した。臨床検査などで医療現場を支えている姿を読者にアピールし、最終回に竹内成和CEOがグループの未来を対談で語った。
4月にロゴマークやグループメッセージ、理念を一新した。傘下企業の協働を進めてグループシナジーを高めるためだ。IR広報部広報グループ長の長谷川美佐氏は「取引先に加えて、1万3千人の社員にグループの一体化を意識してほしかった」と語る。
日本経済新聞を選んだのは「取引先である病院・医療関係者の購読率が高いうえ、今後の顧客となりうるビジネスパーソンにもメッセージを発信できる」からだ。掲載後、取引先からグループ経営による相乗効果に期待する声や、若手社員の親からは子どもの就業先の事業内容がよく分かった、と反響があった。今後も「各企業の事業を丁寧に説明し、グループ全体の価値も高める広告を続ける」という。
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