事例

帝国ホテル
コロナ禍で見つめ直した存在意義

新聞
【掲載日】2020年11月 3日 【媒体】日経朝刊 【段数】全15段
コロナ禍で見つめ直した存在意義
  • ホテル事業統括部長 菅原 徳行 氏

1890年(明治23年)、渋沢栄一らにより日本の迎賓館の役割を担い開業した帝国ホテル。昨年11月3日、開業130周年を迎えた。コロナ禍で厳しい営業が続く中、問い直したホテルの存在意義を広く社会に発信した。併せて、「先行きに不安を覚える従業員やその家族にも勇気と誇りをもたらしたかった」(菅原氏)。

人と人が安心して交流することの価値。そこから生まれる文化的な豊かさと開かれる未来。そんな場所を提供することにこそ、時代を超えて変わらないホテルの存在意義がある――。ボディコピーに同社の信念が凝縮する。

日ごろ宴席などの利用が多い法人顧客や全国に約11万人いる会員顧客などに届けるため、日経朝刊を選んだ。掲載後、お祝いの言葉や「品格を感じる」などの顧客の声が届いた。営業担当者も訪問先で「とてもいい広告を見た」と声を掛けられ、「誇りに感じて前向きになれた」と思いを語る。

苦境の中で紡ぎ出した力強いメッセージ。「勇気をもらえたという声がいちばんうれしかった」と菅原氏は振り返る。

「ad plus ~広告の視点~」では、日本経済新聞に掲載された注目の広告を、その狙いや目的、反響などとともに紹介しています。

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