事例

横河電機
凛としたまなざし、夢へ思い誘う

新聞
【掲載日】2023年3月20日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
凛としたまなざし、夢へ思い誘う
  • マーケティング本部 コミュニケーション統括センター センター長 瀬戸口 修氏

海を背に、美しい立ち姿で遠くを見つめる女性。険しくはないが凛としたまなざしは、少しの不安と、未来への強い思いをたたえる。微風吹く空の色は早朝か――。紙面一杯の写真はメインコピー「物語のつづき。夢のはじまり。」と重なり、想像を誘う。
2019年からキャンペーン「地球の物語の、つづきを話そう。」を展開する横河電機は3月20日付日本経済新聞朝刊に最新の全面広告を掲載した。こんな暮らしや環境が地球上に実現すればいいな、という市井の声に社業で応える固い決意を、敢えて柔らかいデザインにくるんで伝える。
21年にパーパス「測る力とつなぐ力で、地球の未来に責任を果たす。」を策定。「その実践・体現を発信する広告はアップデートし続ける必要がある」(瀬戸口氏)という考え方から今回のコピーの文言が生まれた。
主力のIA(Industrial Automation)領域に加え、近年注力するバイオ、ライフサイエンスなど新分野のターゲットとしてビジネスパーソン、消費者双方を意識し、媒体に日経を選択。就職活動の開始時期と重なり、20~30歳代への訴求にも配慮したクリエイティブは、同社の新たなイメージ浸透への第一歩となりそうだ。

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日本経済新聞に掲載された広告の中から注目された紙面を紹介。反響や制作側の思い、表現の工夫などからその訴求力の源を考えます。

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