月島ホールディングス
持株会社移行に込めた思いを、新聞広告・タクシーサイネージを活用しステークホルダーに発信

【お話をお伺いした方】
月島ホールディングス株式会社 広報室 室長 越智 崇 様
広報室 主任 近藤 尚子 様
―――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えて下さい
持株会社体制移行に関する広報活動は、実際に広告を掲載する1年ほど前に検討を始めました。
これまではB to B企業ということもあり、全国紙への全面広告のような大掛かりな広告は行っていませんでしたが、社内もこれを機会にぜひ挑戦しようという雰囲気で前向きに進めることができました。
―――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えて下さい
弊社の120年近い歴史の中で、この持株会社体制への移行は大きな転換点です。より多くのステークホルダーにアピールできるチャンスであると考え、この広告を企画しました。
日本経済新聞に決めた理由は、ブランド力、購読層がメッセージを訴求したい対象であることです。新聞という媒体は、手元に置いておける点、全国に発信できることから従業員やその家族も目にできるという点もポイントでした。
―――広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことがあれば、教えて下さい
制作・掲載までスムーズに進み、実は特に苦労したと感じたことはありません。
トップからの「当社が社会に提供する価値をシンプルに表現してほしい」というリクエストと弊社の想いを、制作チームの方が見事にかたちにしてくださいました。
シンプルな水平線の写真に「2050年の地球は元気ですか?」という少し挑戦的なメッセージを織り込むことで、簡潔に弊社の想いを表現した広告に仕上がったと思います。
―――広告掲載後の反響に関してお聞かせください
予想以上に反響が大きかったです。
取引先から弊社のトップへ直接「広告を見た」という連絡をいただいたり、同業他社の方から「これまでの月島さんのイメージとは違う広告ですね」といったエールをいただいたりしました。ほかにも、新入社員向けの研修で「親が、自分の子供が日本経済新聞に広告を出す企業に勤めていることを喜んでいた」という話も耳にしました。
取引先をはじめ従業員やその家族など、ステークホルダーの皆さまに話題にしていただき、我々の想いが非常に多くの方に伝わっていることが実感できました。

今回は新聞広告に加え、タクシーサイネージも利用しました。こちらも反響をいただきました。弊社経営層にも取引先や知人から「タクシー広告でも見た」「メッセージの発信に力を入れているんですね」という連絡が多数あったようで改めて宣伝効果を実感しました。
新聞広告は幅広いステークホルダーに訴求できる一方で、タクシー広告の対象は狭いですがビジネスの意思決定に近い方に訴求できるというメリットがあると感じています。
お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。