事例

浦安鉄鋼団地協同組合
事例インタビュー
「鉄で夢を叶える街」浦安鉄鋼団地設立60年の思いと感謝を広告に込めて

新聞
【掲載日】2023年6月20日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全7段
事例インタビュー「鉄で夢を叶える街」浦安鉄鋼団地設立60年の思いと感謝を広告に込めて

【お話をお伺いした方】
理事長 村上 京子 様
専務理事 加藤 里行 様

―――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください
 今回の広告は組合設立60周年の節目として出稿しました。50周年の際には取引先の方々をお招きした大規模な周年記念パーティーを行いましたが、今回はそういった大型イベントよりも「組合員の方に還元できることは何か」を考えました。その中で様々な手法を検討しましたが、新聞広告を掲載してはどうかという理事長の発案により広告掲載に向けたプロジェクトが動き出しました。

―――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えて下さい
 新聞広告を掲載することを決めた理由は2つありました。1つ目は浦安鉄鋼団地のブランド力を上げたいということ、2つ目は新聞広告を通じて組合加盟企業の社名を訴求できるということです。
 浦安鉄鋼団地はJR舞浜駅近郊にある107ヘクタールの広さを誇る工業団地。東日本の鋼材需要を支えている「鉄の市場」ですが、以前より一般的な認知度が高くないことが課題だと感じていました。そこで経営者をはじめビジネスパーソンの目に触れる日本経済新聞に広告を掲載し、ブランド力を強化できるのではないかと思いました。
 また当組合には221社の企業が加入していますが、その多くが中小企業のため日本経済新聞に自社の社名が掲載されることはめったにありません。周年広告に組合員の企業名を掲載すれば、それぞれの企業、社員にとって大きなモチベーションになると考えました。

―――広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことがあれば、教えて下さい
 広告掲載にあたっては広報委員会を立ち上げて、どの媒体に載せるか、原稿をどうするか、などと議論を重ねました。幸い大きく意見が割れるようなことはなくスムーズに進み、理事会で広告掲載を正式に決定したのが今年の2月~3月頃。制作会社の方に広告原稿の案を出していただきながら、広告原稿の方向性が決まったのが5月頃で、出稿決定からは急ピッチで進めました。
広告原稿には、鉄筋や鋼管、コイルなどの鉄鋼材料を並べて街に見立てるビジュアル、そして「It’s a steel world」というコピーで事業内容を表現しました。浦安鉄鋼団地は60年前に東京都から千葉県へ移転して設立した経緯があります。広告には設立に携わった先人達への感謝、そして我々が以後60年間鉄と真摯に向き合ってきたという思いを込めています。

―――広告掲載後の反響に関してお聞かせください
 先日、製鉄メーカーのパーティーがあった際に大阪や名古屋の企業の方から「広告を見た」といったお声をかけていただきました。また組合員企業の中には広告が掲載された新聞を社員全員に配布した企業があったほか、組合員企業の方から広告の感想についてメールをいただくなどの反響がありました。

お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。

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