事例

斎久工業
施工物件をキービジュアルに
これからの100年に向けたスタートラインを表現

新聞
【掲載日】2023年7月 4日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】15段
施工物件をキービジュアルにこれからの100年に向けたスタートラインを表現

【お話をお伺いした方】
管理本部 総務部長   佐藤宣明 様
管理本部 総務部 課長 武田成司 様

―――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください
 周年事業のプロジェクトが正式に発足したのは2020年1月です。節目のタイミングということもあり、しっかりとした計画を立てて100周年を迎えようと準備を始めました。我々だけでは何から始めたら良いかわからないところがありましたので、広告会社にお声がけをして、企画をご提案いただくところからスタートしました。
 プロジェクトは取締役を責任者に据え、総務部門を中心に管理部門、役員で事務局を構成。そこに各部署からワーキングメンバーを随時補強していく形で進めました。
 ちょうど周年事業を進めているタイミングは、大型物件の工事が重なっていて現場が非常に忙しい時期だったので、会社としても社員への苦労に寄り添いきれていない部分も感じていました。周年事業のコンセプトを考えていく中で、社員に対して、また社員を支えるご家族に対する感謝を表現したいということになり、従業員に向けたインナーコミュニケーションをメインコンセプトにすることにしました。

―――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えてください
 周年事業を考えたときに、個人的に新聞に全面広告を出す、というのが一般的なイメージとしてありました。プロジェクトのメンバー内でも、かなり早い段階で新聞広告が選択肢としてあがっていたと思います。
 前述の通り、周年事業のコンセプトを「インナーブランディング」とする中で、新聞広告は方向性が違うのではないか?といった議論が出たこともありました。しかし「自分や家族が務める会社が新聞に載っていたら嬉しい」「お取引先様にも新聞広告で訴求できる」といった意見や、新聞媒体としてのブランド力、企業価値向上という観点から日本経済新聞を選びました。
 広告ビジュアルではエスコンフィールドHOKKAIDOをキービジュアルに使いました。広告ビジュアルは多くのデザイン候補があり、プロジェクト内でも様々な意見が交わされました。当初は当社が手掛けた施工物件を載せたり、歴史を見せるようなデザイン候補もあったのですが、施工参加したエスコンフィールドHOKKAIDOが当社の100周年の2023年に完成した、ということもあり、当社のこれからの100年に向けてのスタートラインを表現できると考え、事務局から社長に提案し了承を取りました。

―――広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことがあれば、教えてください
 広告の出稿が決まったのが23年5月~6月頃だったため、制作スケジュールが非常にタイトで苦労しました。撮影場所が決定したその次の週に北海道に飛んで撮影する、というスケジュール感でした。また撮影できる日が1日のみだったので天候の心配もありましたし、球場の屋根が閉じるのか閉じないのか、ライトをつけてもらえるのか、撮影を昼にするか夜にするか等、現地で確認をしないとわからないことが多く、ハラハラする点もありました。おかげさまで球場の方々のご協力もあり、短い撮影時間でしたが納得できるビジュアルが出来上がりました。現場では、実際に100周年のメッセージ画像を電光掲示板に出していただいたのですが、非常に迫力があり感動しました。その臨場感が紙面を通して読者の方にも伝わっていれば嬉しいなと思います。

―――広告掲載後の反響に関してお聞かせください
 営業部門からはお客様から「広告を見たよ」「載ってたね」とお声をかけていただくことが多かったと聞いております。やはりお取引先様では日経新聞を読まれている方ばかりでしょうから、話題になって「広告のあの後ろ姿は誰なの?」と商談の席で話題になったという話もありました。特に北海道ではエスコンフィールドHOKKAIDOを広告ビジュアルに使って日経新聞に広告を出した、ということで非常に反響があったとも聞いております。
 また社員が友人や業界内の知人から連絡をいただいた、というケースもありました。やはり普段から大きく広告を掲載するような企業ではないので、全面広告を掲載したというインパクトは大きかったのではないかと思います。
 一方、社内でも新聞広告の掲載については話題になりました。今回の周年事業として、100周年ロゴをデザイン、ティザーサイトの立ち上げ、ノベルティグッズの作成、全拠点同時開催のインナー向け祝賀会や、封筒デザインの刷新、オリジナルのEFウエアー(電動ファン付き作業着)の作成などを行い、現在、社史の編纂作業を行っています。
 周年事業を通して、会社が一つになって同じ方向に進んでいく、そういった意識を共有することができたのではないかと思います。


お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。


創業やサービス開始の日に合わせて掲載する「周年記念広告」。

消費者や取引先だけでなく、従業員やその家族など、企業を取り巻く多くの関係者に、今までの感謝とこれからの決意を伝えます。

特定の記念日に、何百万もの人々に一斉にメッセージを伝えられるのは新聞だけ。

日本経済新聞に掲載された話題の周年記念広告をご紹介します。

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