事例

みはし
自社の強みをビジュアルで表現した周年広告
広告紙面が営業活動の起点に

新聞
【掲載日】2023年6月30日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】15段
自社の強みをビジュアルで表現した周年広告広告紙面が営業活動の起点に

【お話をお伺いした方】
宣伝本部 宣伝部 部長 河野寧子様

――周年広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください。
  広告出稿の検討を始めたのは22年の夏頃です。宣伝本部を立ち上げたのもこのタイミングでした。当社は建材、パーツのメーカーです。オリジナルブランドである「サンメント」という製品は工務店さんをはじめ業界内では知名度はあるのですが、一般の方への認知はあまり高くはありません。ですが今回、50年というこの節目を機に、みはしのことをご存知ない方にも「こういうものを作っているメーカーがあるんだよ」ということを知っていただきたいという思いで広告掲載を決めました。

――周年広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えてください。
  周年広告を検討するにあたり、まず新聞への広告出稿を最優先で検討しました。なかでも日経を選んだ理由としては、まず読者の多くがビジネスパーソンであるということ、特に決め手となったのは決裁権限を持つ役職者の方が多いことです。 当社では工務店さんがお読みになる雑誌や専門紙に製品広告や新製品の広告を掲載することが多かったのですが、今回のように一般の方向けに新聞に大きく広告を出すということは今までにないことでした。そのため、周年広告でどういった内容を訴求するのがよいのか、みはしらしいメッセージの発信についてデザイナーさんを交えて意見を交わしました。

――広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことはなんですか。
   広告デザインは昨年11月から検討を始めたのですが、内容が固まったのは4月ごろですね。広告ビジュアルでは当社の主力製品「サンメント」の製品を品番とともに掲載し、広告を当社製品のカタログとしても活用できるような作りにしています。当社は幅広い製品バリエーションを展開していることが強みなので、それを周年広告でアピールする狙いがありました。
  実はこの広告はパーツ写真を組み合わせた合成ではなく、実際に製品を手作業で並べて上から俯瞰する形で写真を撮ったものなんです。レイアウトは基本的にサイズ順ですが、主力製品は真ん中においたり、住宅になったときの陰影をイメージしながら光の当て方を工夫したりと、会長含め担当者も並々ならぬこだわりをもって取り組みました。とても時間も手間もかかる大変な作業でしたが、おかげさまで印象的なビジュアルに仕上がりました。

――広告掲載後の反響に関してお聞かせください。
  社内、社外からも多くの反響をいただきました。従業員からは「自社の広告が掲載されたことが嬉しい」「自信になった」という声があったほか、営業部の社員が自ら紙面を営業先にお持ちして広告を営業に活用したとも聞いています。
  また宣伝本部の発案で、約70校の建築・インテリア学校へ掲載紙と製品カタログ、挨拶状を同梱して送付するという活動も行いました。将来インテリアデザイナーや空間デザイナーの道に進まれる方にもみはしを知ってもらいたい、という草の根的な活動ですね。学校の教材として触れたことがあれば、ご自身が製品を選ぶ際に想起してもらえる可能性が高まると考えました。そういったプロモーションをするにあたっても新聞広告がみはしの50年の歴史と理念を紹介する役割を果たしてくれたと思います。
  今回の企業広告掲載を機に、ビジネスパーソンだけでなく就職を控えた学生、建築を学ぶ学生など若い方も含めたより幅広い方々に当社のブランドを知っていただけたのではないかと思います。

お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。


創業やサービス開始の日に合わせて掲載する「周年記念広告」。

消費者や取引先だけでなく、従業員やその家族など、企業を取り巻く多くの関係者に、今までの感謝とこれからの決意を伝えます。

特定の記念日に、何百万もの人々に一斉にメッセージを伝えられるのは新聞だけ。

日本経済新聞に掲載された話題の周年記念広告をご紹介します。

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