事例

LayerX
新聞こその特性でターゲット広告

新聞
【掲載日】2023年9月12日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
新聞こその特性でターゲット広告
  • バクラク事業部 事業開発 稲田 宙人 氏

「たいへんなルーチンを、ラクチンに。」。左上の吹き出しを見て納得。インボイス制度対応で残業って確かにイヤだな。えっ、でも「お国言葉」?LayerXは9月12日付日本経済新聞朝刊で、自社の法人支出管理サービス「バクラク」の全面広告を掲載した。

標準語の「やりたくないです」を各地の方言にした。北海道では「やりたくないべさ」、東海3県なら「やりたくないがね」として同じ日に展開。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援で首都圏を中心に導入を広げてきた同社だが、インボイス制度対応は全国の問題で、経理だけではなく経営者や従業員の正しい理解も必要。各地のパートナーとの連携も重要だ。「地方企業の経営者や税理士法人、会計事務所にも知名度を広げたい」(稲田氏)と、全国のビジネスパーソンに読まれる新聞に注目。地域ごとに異なる紙面を作成、台詞の「主」も北海道はキタキツネ、東海は名古屋城の金シャチなどご当地シンボルにした。

制度スタート後の11月14日付朝刊では、全国共通のビジュアルとともに、「お疲れさまですインボイス残業」というメッセージを発信した。インターネットで閲覧者層に的を絞る「ターゲット広告」の発想を、新聞ならではの特性と融合する試みといえよう。

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日本経済新聞に掲載された広告の中から注目された紙面を紹介。反響や制作側の思い、表現の工夫などからその訴求力の源を考えます。

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