事例

住友ゴム工業(ダンロップ)
「最高の喜び」への感謝
スポーツ御礼広告を通じて社内外に発信

新聞
【掲載日】2023年11月21日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段
「最高の喜び」への感謝スポーツ御礼広告を通じて社内外に発信

【お話をお伺いした方】
広報部長 平野 敦嗣


――本広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)を教えてください。
  当社では毎年、日本経済新聞への企業広告出稿を計画しており、企業価値やブランド価値向上のために毎回企画内容を議論しながらテーマを決めています。今年は当社がタイヤを供給するモータースポーツレースのチームの中で、今期シリーズチャンピオンを獲得された方々を主役にした広告を出そうという話が上がりました。

――本広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えてください。
  日経に掲載する企業広告を「モータースポーツ御礼広告」とするにあたっては経営陣の強い思いがありました。実は毎年のモータースポーツレースシーズンの終わりに、当社ダンロップタイヤの性能の高さや企業価値を認めてくださり、当社タイヤとともにシーズンを戦っていただいた個別のチーム、選手のみなさん(パートナー)に手紙など通じて個別に感謝をお伝えしています。今年はそれに加えて、手紙では伝えきれない感謝の気持ちを新聞紙面でお伝えしたらパートナーのみなさんにも喜んでもらえるのではないか、という話が出ました。

  パートナーのみなさんにとって、全国紙に自分たちの写真が掲載されることはなかなか無いことですので、それ自体を喜んでいただけるのではないかという意見に加え、シーズンを通じモータースポーツを観戦し応援くださったファンの方々に対しても感謝をお伝えできるといいよね、といった意見も出ました。また新聞広告を通じ、当社がモータースポーツを幅広くサポートしていることを、世間一般に伝える狙いもありました。

――広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことはなんですか。
  新聞でモータースポーツ御礼広告を掲載するのが初めてということもあり、他社の広告事例を参考にしながら広告デザインについて社内で議論を重ねました。デザインの方向性を検討する中でポイントになったのは「感謝を伝える」という点です。そのためには、やはりいろんなチームに登場していただくのがいいだろうということで今回のデザインが採用されました。広告コピーも同じく「感謝」を意識した文言にこだわりました。
  実は感謝とともに、伝えたかったことがもう一つありました。チームと一緒になってレースに勝つために苦労してきた当社社員に対するメッセージです。コピー中の「パートナーと時には喜び、時には涙し、時には励まし合った。」という部分は、極限のタイムを目指しレースを支えるために日々頑張ってきた開発メンバーをはじめとした当社社員へのエールも込めています。

――広告掲載後の反響に関してお聞かせください。
  当社SNSでの反響も大きかったのですが、なによりパートナーのみなさんがご自身のSNSでの投稿や拡散を通じて、今回の掲載を大変喜んでくださった、というのが大きいですね。パートナー、ファンの方も含めて、話題にしてくださるということがありがたいですね。
  広告の中に「最高の喜びをありがとう」というコピーがあるのですが、それに対してあるチームの方が「こちらこそありがとう」というハッシュタグをつけて広告を拡散してくださいました。お互いに思いが通じた、といいますか、良いパートナーシップが築けたんだなという実感があり、大変嬉しく思いました。
  モータースポーツに限らず、スポーツマーケティングにおいては人気があり話題になりやすい種目やカテゴリーを集中的にサポートし、企業認知や価値向上を目指すという考え方がありますが、当社の考え方は少し異なります。モータースポーツの様々な種目・カテゴリーの中でもメディア露出が少ない、または認知度が高くないカテゴリーも含めて、モータースポーツ競技を幅広くサポートしています。タイヤはどのカテゴリーにおいても、レースで勝つために不可欠な存在です。そういった理念も含めて当社の取り組みをみなさんに知っていただく機会になったのではないかと考えています。

お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。