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経営統合10周年を機に、社名と社業を改めて訴求

経営統合10周年を機に、社名と社業を改めて訴求
新聞
【掲載日】(左)2024年1月17日・(右)2023年10月4日 
【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段✕2本シリーズ

【お話をお伺いした方】
ビジネスサポート本部 総務・広報部 広報グループ長 新井 佳代子様

---本広告の検討を始めた状況(検討を始めた時期、発案された方など)をおしえてください。
 この広告は経営統合による新会社設立10周年(注:同社は2013年に古河スカイ株式会社と住友軽金属工業株式会社が経営統合し誕生)を記念する様々な取り組みの1つとして企画しました。周年に関する取り組みは1年くらい前から計画を始めています。広告については半年くらい前から計画を始め、原稿制作など内容を詰めていきました。
 この10年間で2つの会社の組織文化の融合が進んできたことに加え、イベントごとが好きという社風もあったのだと思います。10周年を機に社歌を作成し、日本経済新聞社の社歌コンテストにも応募しました。

社歌はこちらからご覧いただけます。


---本広告を企画・掲載した理由(可能であれば日経を選んだ理由も)教えて下さい。
 当社のターゲット層とマッチしていたということがあります。日頃ビジネスでお付き合いのあるお取引先などのステークホルダーに対して、10周年ということを通じて改めて社名と社業を訴求していきたいということがあったこと。また、学生さんなど就職活動に入ると日経をご覧になるだろうということで、そういった方々に広く社名と社業を認知してもらおうと考えました。

---広告制作・広告掲載までの間で、特に苦労したことはなんですか。
 様々なクリエーティブの可能性の中から方向性を考えるのは大変でした。
 当社は企業認知の低さを課題としていたため、最初はインパクトを重視したクリエーティブや、実写で表現したものが良いのではないかと考えていました。
 しかし、社内の関係者とも議論を重ねた結果、アニメーションによる案が「当社らしい」ということになりました。
 ただ、アニメーションを描くには、舞台はどこにするか、主人公はどういうキャラクターでどういう世界観であるべきなのかなど、考えることは多数あります。
 そういった世界観をきめ細かく定義していくことは大変でしたが、改めて当社の製品が世の中に提供する価値などを考えるきっかけにも繋がりました。

---広告掲載後の反響に関してお聞かせください。
 社内からは「親しみやすい」、「絵、特に背景がきれい」、「独特な世界観があっていい」、「家族に評判がいい」といった声が寄せられました。また、社員が気づかず、お取引先から広告について話題にされることもあったため、A1サイズのポスターに広告ビジュアルを印刷して、国内外の拠点に送りました。海外の、特にアジアの拠点では額に入れたり、イーゼルに入れて応接室に飾ってくれていたりして、担当としても嬉しかったです。
 今回の広告で描かれた景色の一部は、弊社の福井製造所周辺の景色をモチーフにしているのですが、それに気づいた社員から連絡があり盛り上がるなどといったこともありました。


*お話をお伺いした方の所属部署・肩書は取材当時のものです。


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