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「気になる」広告、連載最後で納得

「気になる」広告、連載最後で納得
新聞
【掲載日】2024年01月24日~26日 【媒体】日本経済新聞 朝刊 【段数】全15段 ✕ 3本シリーズ
  • 社長 山口 拓己 氏

ある日の日本経済新聞朝刊のページに真っ白な背景と「明日へ」の文字。何やら小さい字を並べた2本の曲線が紙面を縦に走る。翌日もほぼ同じビジュアルを目にする。そして3日目。先端に付いた芽葉を見てあっと納得する。下から順に並べてみると「曲線」の全容はしなやかに伸びる1本の若木だった――。

プレスリリース配信サービスのPR TIMESは1月24~26日付の3日間、全15段カラーの企業広告を連載した。23年、東証グロース市場新規上場社の8割超が顧客になったことを機に送りだしたクリエーティブには「連載」ならではの“シカケ”も隠れている。

若木の茎に当たる曲線の1本には自社サービス利用の54社の名を、伴走するもう1本はその説明と思いを連ねたが、どちらもページ内で区切りよく終わらず日をまたいでいる。「明日へ」「明日へ」「明日の日本へ」と続いたコピーも合わせると、予想できない「次」への挑戦を期す意気込みのようにも読める。

「会社の節目を、日経読者の心に引っかかる『気になる広告』で伝えたい」「芽吹く企業の力と共に新しい日本を創る」(山口社長)。そんな会社の狙いが十分、効果をあげたといえそうだ。

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日本経済新聞に掲載された広告の中から注目された紙面を紹介。反響や制作側の思い、表現の工夫などからその訴求力の源を考えます。

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