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【開催報告】NIKKEI Asia IRセミナー:海外投資家との効果的な対話とは

グローバル
【開催報告】NIKKEI Asia IRセミナー:海外投資家との効果的な対話とは

7月11日、グローバルで事業展開を行う企業の広報・IR担当者の方々を中心にリアルセミナー「高まる日本株への注目 海外投資家との効果的な対話とは」を開催しました。
エミネントグループ代表取締役社長CEOの小野塚惠美氏、塩野義製薬の広報部長でIR業務に長年従事している京川吉正氏、投資家向けの情報開示プラットフォームを提供するSCRIPTS Asiaの本郷準一氏に登壇いただきました。

小野塚氏は、日本株に注目が集まる時事的背景として、コロナ渦からの回復、ウォーレン・バフェット氏からの投資、円安があること、更に、構造的視点として、日本企業のコーポレートガバナンス改革やPBR改善の取り組みがあることを説明しました。海外投資家との対話の際にはグローバルな視点で企業の成長力をストーリー化して見せる必要性があると強調しました。
京川氏は、社長の手代木氏が自身の20%の時間を投資家との対話に使う点やアクティビストを含めて的確な指摘を行う海外投資家が複数いる例を挙げ、投資家と対話を行い続ける重要性を示されました。投資家は社長の表情などオンラインでは汲み取れない部分を見定めていると指摘、対面で対話を行う必要性を示しました。
参加者の多くが国内企業IR担当者ということもあり、具体例交えた京川氏の講演を熱心に聞く姿が見て取れました。

本郷氏からは、投資家がかつてほど自由に情報収集を行うことが困難になった背景を示し、企業が積極的に情報発信を行う必要性が高まっていることを力説しました。

セミナー後に開いたネットワーキングでは、20名を超える聴講者が参加され、講師や聴講者間で積極的に情報交換する姿をみて取ることができました。

今後も日本から世界へ日本企業の海外発信を促進するため、セミナー・勉強会の展開を考えております。
次回開催の決定や海外IRに関する情報発信などは本Nikkei Marketing Portalにて情報更新を行っておりますので、乞うご期待ください。

80名近くが熱心に聴講