コラム

新しい働き方に必要なITツールは? 「日経電子版ユーザー調査」から見えた読者像

デジタル

日経IDを持つ電子版ユーザーのうち、6割近くは「日経電子版を毎日読む」。豊富な情報を読者は勤め先企業の課題解決のヒントにしている。日本経済新聞社が日経リサーチと5月に実施した「日経電子版ユーザー ビジネス購買力 調査2020」では、このような電子版の読者像が見えてきました。

日経電子版を日ごろから活用しているのはどんな人なのか。ビジネスではどのような情報を必要としているのか。そのデータは日経電子版の広告主や代理店の皆様にとっても、大いに関心のあるところでしょう。まして、新型コロナウイルスの感染拡大で、ビジネスや生活の状況が一変した今、その情報は次の一歩を踏み出す重要なヒントにもなるはずです。

調査は2020年5月に実施し、1500人超から回答を得ました。「日経電子版をどのくらい読むか」という質問には、日経IDをもつ人の6割近くが「毎日読む」と回答。「週1回以上読む人」はあわせて9割近くにのぼりました。

では、読者はどんな情報に関心を持っているのでしょうか。勤め先企業の課題をたずねたところ、トップに挙がったのは「業務プロセス・スピードの変革」。「生産性の向上」や「スタッフ・事務の効率化」「コスト削減」「人材の採用・教育・育成」が続きました。読者の多くが働き方改革に関連したテーマを重要な課題と感じていることがわかります。

これらの課題を解決する手段は、もちろん今後のDX(デジタルトランスフォーメーション)化であり、ITツールやサービスの導入でしょう。IT関連では何に関心があるかを質問したところ、データ分析やグループウエア、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入意欲が高いことがわかりました。まだ導入していないと回答した人が多く、新規導入のニーズは高そうです。

そして、情報源になっているのが新聞・電子版です。ITツールやサービスを「知るきっかけ」として、日経ID保有者の約35%が「新聞(紙面)」をあげました。日経電子版のような「新聞系サイト」をあげる人も約20%おり、新聞が特定のサービスや企業の情報を「知るきっかけ」として欠かせない存在になっていることがわかります。

豊富な情報でビジネスパーソンの支持をいただいている日経電子版。読者の皆様がどのようなビジネス情報を必要としているかも知っていただき、広告媒体としてより有効に活用していただきたいと思います。

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