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日経BtoBマーケティングアワード、大賞にアスクル

デジタル

 日本経済新聞社は26日、「NIKKEI BtoBデジタルマーケティングアワード」の受賞作品を発表しました。第1回大賞に選ばれたのはアスクルの「データ×テクノロジーによる『売らないマーケティング』」で、同社は市場創造や認知活動に対する「ブランディング賞」も受賞しました。顧客の獲得・拡大に対する「デマンドジェネレーション賞」は、ブラザー販売の「ニューノーマル時代に対応したマーケティング戦略の見直しと実施」が受賞しました。

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大賞に選ばれたアスクルの「データ×テクノロジーによる『売らないマーケティング』」

 アスクルの施策は、コロナ禍での衛生用品の買い占めなどに対応し、顧客の属性や購買データから、本当に必要とするユーザーを特定、優先的に提供するものです。審査委員長の内田和成・早稲田大学大学院教授は「会社の存在理由という原点に立ち返り、やるべきことを考え、データを活用して実現した点を高く評価した」と話しました。
 BtoBデジタルマーケティングアワードは企業のデジタルマーケティング推進を支援する目的で新設しました。審査対象は応募のあった49件で、創造性や新規性、経営へのインパクトなどを基準に選考しました。

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