こんにちは。新入りコラム担当のEです。
南の方から梅雨明けの報が聞こえてくるようになり、いよいよ夏が近づいてきた感じがしますね。私は春から運動不足解消のため定期的にジム通いを始めたのですが、夏を目前にして体力的にもサイズ的にもかなり効果が出てきました。この体力を仕事にも生かしたいです。私は事務職ですが（笑）。
さて4月からスタートした「広告担当者さんからのよくあるご質問に答える」シリーズもいよいよ最終回です。今回は新聞に掲載される広告原稿の作成から入稿までのプロセスについて説明していきます。
新聞広告出稿のおおまかな流れ
広告原稿制作について
日本経済新聞各紙に掲載する広告原稿は、PDF/X-1a:2001（PDFバージョン1.3ベース）またはPDF/X-4:2010（PDFバージョン1.6ベース）形式でご入稿いただきます。日本経済新聞各紙に掲載する広告には、原稿制作上の注意点がございます。新聞広告制作上の注意点をまとめた「デジタル入稿ABC」をよくお読みになり、原稿制作をお願いします。（原稿サイズは日経独自サイズと日本新聞協会策定のN-SIZEを採用しています）
また一般社団法人 日本広告業協会よりMac OS X環境での新聞広告用PDF制作に対応した手順書が公開されています。こちらもぜひご参照ください。
JAAA 新聞広告デジタル制作ガイド ※外部のページにリンクします
広告原稿審査について
広告掲載にあたっては当社新聞広告掲載基準に基づく所定の審査が必要です。掲載予定の広告原稿を作成の上、査閲担当による審査を受けていただきます。審査後、広告原稿を修正する時間を考慮し、入稿締切の1週間程度前までに広告審査用の原稿をご提出いただくと安心です。
また人材募集広告、出版広告は独自の掲載基準があります。人材募集広告については下記リンクを、出版広告については下記「掲載ガイドライン」内、「出版広告規定」についてもよくお読みください。
広告入稿の形態について
日本経済新聞社への新聞広告申し込み及び広告原稿の入稿は、すべて「日経ウェブ便」を利用します。メール等での原稿入稿はできませんのでご注意ください。日経ウェブ便で原稿入稿をすると、RIP処理後（新聞印刷用に網点化した画像）の掲載イメージを確認することができます。
広告原稿の入稿に際しては、ご担当の広告会社、制作会社の送稿担当者様と連携していただくようにお願いします。
原稿データ入稿の締切について
日本経済新聞 本紙 朝夕刊の場合は基本的に掲載日の２営業日前の正午が原稿データの入稿締切となります。二連版や別刷、NIKKEI The STYLE、専門紙については入稿締切が異なります。詳しくは「デジタル入稿ABC」の10ページ目をご参照ください。
さて4回にわたり、広告出稿の検討、お申し込みから掲載原稿入稿までの流れを解説してきました。広告主、広告会社ご担当者さんからよく聞かれる質問を中心に取り上げてきましたが、ご不明点は解決できたでしょうか。
ご紹介した事項以外でも、広告出稿をご検討いただく際に解説してほしい、情報がほしいといったことがありましたら追って解説コラムを書きたいと思います。ぜひご意見をお寄せください。
最後までお読みいただきありがとうございました＾＾。
